武蔵小杉駅といえば、ホームや改札口までの大混雑!そんなイメージを持ってませんか?最近はコロナの影響で、駅の混雑状況は緩和し、大きく変化しました。最新は新ホームや新改札口の供用開始で、安全面や利便性も高まってきています。2023年に公表されたデータを武蔵小杉目線でまとめてみました。
管理人は武蔵小杉住民かつほぼ毎朝東京エリアまで通勤しています。
コロナ前後の武蔵小杉駅の混雑状況の変化はすごいです。
全国路線 混雑率(2019年と2022年の比較)
コロナ前の2019年は武蔵小杉はTOP10にJR横須賀線、南武線2つが入るほど、混雑率で有名な路線でした。
このときはまさにすし詰め状態で、本や携帯を見る余裕はなかったです。事故などで路線がストップするとホームに人が溢れて危険なため、入場制限ができ、改札前に行列ができていましたね。
ところが、2022年の順位が驚愕です。混雑率はTOP10圏外に!JR横須賀線は34位、JR南武線は20位まで下がっています。背景としては、在宅ワークが普及したことで特に東京への通勤が多かった路線が順位低下に影響していると想定されます。
全国JR駅 乗車数ランキング(2022年)
JRが公表している1日乗車率は27位と、前年から順位は変わっていません。1日乗車率の前年比は2021年から+9.7%と徐々に増加しています。
コロナ前の2019年と比較すると回復率は77%ですが、定期外が95%に対して、定期が68%と定期通勤の乗客が回復していないことがわかります。
武蔵小杉駅 各路線の1日乗車数の推移(2003-2022年)
武蔵小杉駅の各社公表の1日乗車数と前年比です。直近は前年からの増加率はどの路線も同程度のようです。徐々に回復してきていますが、コロナ前のピーク時からはまだ乖離があります。
わかりやすいよう棒グラフにしてみました。2010年にJRの1日乗車数が大幅に増加しているのは横須賀線開業が影響しています。その後、各路線ともに徐々に増加傾向が続いており、どうなるかと心配していましたが、2019年にコロナで激減したことがよくわかります。
直近2年は徐々に増加傾向にあり、今後回復していくことが見込まれます。
今後、タワーマンションの建設が進んでいるため、このまま増加を続けるのか、在宅ワークとの両立で頭打ちとなるのか注目していく必要がありますね。
徐々に通勤時間帯の乗車率は戻ってきている印象ですが、当時のような混雑はありません。最も混雑する時間でも、携帯などを見る余裕はある印象です。
武蔵小杉駅と周辺環境の変化(2004-2026年予定)
2004年からの武蔵小杉駅と商業施設・タワーマンションの開業をまとめています。
商業施設やタワーマンションが建設されるたびに各路線の乗車数は増加していきます。
直近では2022年に横須賀線の下りホームの供用開始、2023年は3月に東急新横浜線が開業、そして12月にJR綱島街道改札が供用開始となりました。一つ駅でこれだけ進化をしてきている駅はないのではと思います。
2024年以降もマンション建設が進みます。最近では三井不動産レジデンシャルによる(仮称)小杉1丁目計画として地上43階、地下2階、高さ約155m(最高約165m)、総戸数500戸のタワーマンションの建設を発表しています。
列車混雑時間帯を避けるには?
乗車数が減ったとはいえ、やはり混雑は避けたいです。各路線では混雑を避けるために、ホームページやアプリ内で混雑状況を発信しています。混雑した時間を避けて余裕を持って通勤が可能ですので、参考にしてみてください。
JR線
JR東日本は首都圏各線区の時間帯別混雑状況を毎月更新して掲載しています。横須賀線(武蔵小杉-西大井間)が掲載されています。
列車混雑状況:JR東日本:東日本旅客鉄道株式会社 (jreast.co.jp)
東急線
東急線アプリ内「車両別混雑度」機能では、平日の東横線・目黒線・田園都市線における車両別混雑度の傾向値を表示しています。
東急線アプリで車両別混雑度がご覧いただけます|お知らせ|東急電鉄株式会社 (tokyu.co.jp)
まとめ
武蔵小杉駅は街の変化とともに、常に進化しています。毎日のように利用する武蔵小杉の駅を中心に、今後もさらに便利にそして安全に変わっていってくれることを期待したいですね。
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