せっかく武蔵小杉まで遊びに来たからショッピングだけでなく、綺麗な桜を見て、花見をしたい!という方のために武蔵小杉の花見コースを紹介します。住民だからこそ知っている花見スポットやグルメ情報も参考にしてください。写真は2月19日・3月19日・3月25日・4月1日・4月9日と経時的に写真を掲載していますので、最新の開花情報も確認できます。
渋川と二ヶ領用水の分岐点・渋川と水車
中原区役所前の交差点を今井町方向に渡ると、綺麗な河津桜が咲いています。撮影は2月19日で武蔵小杉エリアでも最も早く咲いているスポットでした。
少し川を下ると、2つに分岐しており、写真で直進が二ヶ領用水、左が渋川となっています。渋川と水車という看板を発見。明治中頃まで用水を利用した水車があり、精米が行われていたそうです。製粉も行われ、素麺業に使われたんですね。
渋川沿いコース(桜橋から住吉ざくら)
桜橋(今井桜)
渋川を歩いてすぐに見えるのが桜橋です。今井桜という看板の後ろには桜並木が見えますので、桜の時期は綺麗な花見スポットになります。
3月19日時点では開花し始めていました。
その後、暖かい日が続いたので一気に満開になりましたね。
たった一週間でこれだけ変わって驚きますよね。
3月25日の写真は満開で綺麗な今井桜が見れました。
ここは遊歩道もあり、川沿いを降りて歩くことができます。
川の流れる音と近くで聞きながら歩けるのはいいですね。
川には鴨が優雅に泳いでいます。この日は暖かったので猫も日向ぼっこしていました。
よく見ると魚などの水の生き物もいますので、子供達が川に入って遊んでいます。どことなくタイムスリップしたようなノスタルジックな感覚を受けました。
住吉橋
しばらく渋川沿いを下っていくと、住吉橋があります。ここはサライ通り商店街と交差しています。
遊歩道はテーブルもあるので近くのスーパー『まいばすけっと今井仲町』でお菓子を買って食べるのもよし、老舗の蕎麦屋『ゑび寿家』、人気の広東料理店『粥菜坊』、からあげ『てんてこてん』、注目の生パスタ専門店『パスタスタンドキーノ』などもあり、ランチに入るのもおすすめです!
遊歩道には石で作られたテーブルや椅子がありますので、花見しながら休憩することもできます。
南橋~巽橋~伊勢橋~祇園橋~矢倉橋
元住吉まで繋がる道の途中にある橋です。住宅街の脇に流れる川と桜を眺めながら歩けるスポットで桜の時期は多くの人が行き交う場所です。法政大学第二中・高等学校が見えてきます。
住吉ざくら
「かながわ花の名所100選」に選ばれている桜の名所であり、ソメイヨシノが2kmに渡って並んでいるのは圧巻です。見頃になると「住吉ざくら」さくら祭が開催されており、地元の観光協会も協力して盛り上げています。元住吉駅から徒歩3分ですので、このスポットだけを見に行くものいいですね。
二ヶ領用水コース
慶長16年(1661年)に多摩川流域の灌漑治水事業として徳川家康の命によって作られた用水です。名前は稲毛領と川崎領との二つの領地またがって開削されたことが由来です。
多摩区から川崎区までの農地を潤す重要な役割を担っていたんですね。
令和2年(2020年)3月に多摩川に水源を有する最古級の農業用水として国登録記念物に登録されたそうです。ほんとに最近の話なんですね。
小杉町1号橋
渋川との分流地点にある橋です、二ヶ領用水を下っていくスタート地点になります。
KOSUGIiHUG(コスギアイハグ):旧川崎市総合自治会館跡地
川を下ると左手に見えるのがKOSUGIiHUG(コスギアイハグ)です。現在建設中で2023年3月25日にオープンのコミュニティ施設です。以前は旧川崎市総合自治会館でその跡地ですね。
施設前の道路は桜の木を残したまま、道路は綺麗に舗装されていました。座ることができるベンチも作られていました。
コスギアイハグから眺めることもできますし、ベンチに座ってお花見もできる良いお花見スポットになりそうです。
コスギアイハグ
- 神奈川県川崎市中原区小杉町3丁目24−10
小杉中央橋
さらに川を下っていくとサライ通り商店街の入り口と交差します。桜並木を見ながら商店街のカフェやレストランでランチを楽しむのもいいですね。
近くではビストロ『OSTERIA Osio Sotto(オステリアオージオソット)』、イタリアン『アスト』『IL VENTO』、、スープカレー『syukur(シュクル)』古民家カフェ『64Cafe+Ranai』がおすすめです。
今市橋
さらに川を下っていくと法政通り商店街と交差します。今市橋は法政通り商店街でも有名で商店街のシンボル『にかっぱ君』が待っています。桜を見ながら、子供と一緒に遊んでみるはいかがでしょうか。
ランチをとるなら、イタリアン『KOBU』『AZZURRO』『カノア』、地元のラーメン店『丸仙』、『けん』、つけめん『夢番地』、インド料理『ニューバンジャビバーベキュー』がおすすめです。
人気のサンドイッチ店『横浜サンド』を買って公園やベンチで花見をしながら食べるのもいいですね。
仲よし橋~市ノ坪西公園前前橋
さらに下っていくと東急線の高架下をくぐり、東住吉小学校脇の住宅街を歩いていけるようになります。
東住吉小学校前(二ヶ領用水 桜の名所)
東住吉小学校沿いの桜並木は二ヶ領用水の桜の名所となっています。綱島街道を挟んで向かいは中原平和公園となります。
小学校横ということで周囲に高い建物がないので桜が見やすいです。
小学校の卒業式や入学式の時期に満開となりましたので、当時は子供と一緒に写真を撮らせてもらいました。
中原平和公園
花見といえば中原平和公園が賑わいます。川沿いの並木道は綺麗な桜が並んでいます。
ここはランニングスポットのため、桜を見ながらランニングやウォーキングするのは気持ちいいですよね。
広場には家族連れや友人同士が楽しく花見をしています。この日は学生や家族連れが多く、宴会の準備をしていました。
周りではペットの犬の散歩をしたり、子供たちが走り回ったりと平和公園と名の通り、幸せな風景だなーといつも感じています。
グランツリー武蔵小杉とミッドスカイタワー前
並木道ではありませんが、グランツリーの前にも綺麗な桜をみることができます。
グランツリー武蔵小杉とミッドスカイタワーの間に桜が見えます。
グランツリー武蔵小杉の正面入り口の脇にはベンチが多くあります。テイクアウトやお弁当を買って桜を眺めながら外で食べるのは気持ちいいのでおすすめですよ。
道路沿いの店舗では店外の座席もありますので、外で飲みながら桜をみることもできるので人気です。
武蔵小杉タワープレイス前
JR武蔵小杉北口をでて、徒歩2分ほどにあるタワープレイス武蔵小杉の周辺には綺麗な桜並木があります。
綺麗にならんだ桜の並木道を歩いて回るのも楽しみですね。
まとめ
二つの川に沿った花見コースと花見スポットを紹介しました。綺麗な桜を街で守りながら、多くの方に花見を楽しんでもらおうという商店街や観光担当の努力が伺えました。
花見に最適なルートや場所、そして様々なグルメで食べ歩きもできる武蔵小杉に来てみてはいかがでしょうか?
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